20年後の認知症予防に有酸素運動などで睡眠不足を解消しよう

寝苦しい日が続いていますが、ちゃんと寝れていますか?

私たちの睡眠には体の疲れを回復させる役割がありますが、それだけではなく、脳を休ませる役割もあるんです。

脳を正常に保つためにも睡眠は大きな役割を担っているんです。睡眠の質や量がおかしくなると、認知症リスクも高まるそうです。

 認知症の中で最も多いアルツハイマー型認知症の人の脳内には、「アミロイドβ(ベータ)」というたんぱく質が沈着していて、この物質が神経細胞を死滅させることで、発症すると考えられています。
しかし本来、脳には、アミロイドβのような有害な物質を除去して脳機能を保つ働きがあります。その役割を担っているのが、睡眠です。2013年にアメリカのワシントン大学の研究班が「JAMANeurology」誌に発表した論文によると、入眠困難や中途覚醒、早朝覚醒などがある睡眠が不安定な人は、睡眠が安定している人に比べてアミロイドβの蓄積が5.6倍ということがわかりました。また、実験的に24時間覚醒を続けると、通常の睡眠をとった場合と比べてアミロイドβが増加したといった研究結果もあります。
引用元:20年以上前の睡眠の影響で認知症に! 予防につながる眠り方を専門医が解説〈dot.〉(AERA dot.) – Yahoo!ニュース

20年前の睡眠が原因でアルツハイマーになるかも?

神経細胞を死滅させるアミロイドβの蓄積は、20年以上前から始まっていると言われています。

睡眠によってアミロイドβのような有害な物質を脳から排出しなければならないのですが、厚生労働省によると一日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が約4割と、ここ10年で増えてきているそうです。

短時間でも質の良い眠りにつけていれば良いかもしれませんが、睡眠時間が6時間未満の人は、6時間以上の人に比べて明らかに「眠れない・途中で目が覚める・早朝に目が覚める」といった問題を抱えていることが分かりました。

この調査結果から考えると、日本人の4割は睡眠が不足している状態で、20年後ぐらいに脳の機能に問題が生じる可能性があるという事になります。

アルツハイマーなどの問題を予防するためにも6~7時間の睡眠をとるようにしましょう。

40代以降は不眠の悩みが高まる

しっかりとした睡眠が必要だとは思っているのに、なかなか眠る事が出来ないという悩みを抱えている人も多いようです。

特に40代以降の人は眠るための力が減少してきますので、眠りが浅くなりがちです。高齢になるほど不眠に悩むことになるので生活習慣を見直して眠るための力を鍛えましょう。

睡眠力を高める方法


引用元:20年以上前の睡眠の影響で認知症に! 予防につながる眠り方を専門医が解説〈dot.〉(AERA dot.) – Yahoo!ニュース

上記の画像は理想的な一日の過ごし方を表した図になっています。

朝起きたら日光を浴びて、日中は有酸素運動を行うなど、体を動かすことが睡眠の質に大きな役割を果たすようです。

明るい場所で活動したり有酸素運動を行い、寝る前にはカフェインやお酒を控えるようにすれば、それだけでよく眠れるようになるという事なので、ちょっと気にして生活してみようと思います。

明るい場所で有酸素運動と言えば散歩ですかね。

散歩ぐらいなら簡単なので、気になる方はチャレンジしてみてください。