汗の拭き方で熱中症や脳梗塞のリスクが上がってしまうらしい

暑くてが噴き出るので一生懸命に拭いていたのですが、汗の拭き方にも正解や不正解があるようです。

汗の拭き方を間違えると熱中症脳梗塞のリスクも高まるというのですから、正しい拭き方を知っておきたいですよね。

今日は汗の拭き方の注意点を覚えておきましょう。

汗をしっかりと拭き取ってはいけない

気象庁の3カ月予報によると、今年の8月は例年になく酷暑とのこと。引き続き脱水による熱中症や血栓症に注意が必要だが、「汗の拭き方」も工夫次第で熱中症や脳梗塞・心筋梗塞などの予防になるという。
「噴き出す汗は乾いたタオルでしっかり拭いて皮膚を乾燥させたいと思うでしょうが、我慢してください。この時季の汗は湿り気が皮膚に全体に少し残る程度に拭くのが一番。」
引用元:熱中症や脳梗塞を防ぐ「医学的に正しい」汗の拭き方がある(日刊ゲンダイDIGITAL) – goo ニュース

汗には余分な熱を体の外に放出させるための機能があるのですが、その汗を全部拭き取ってしまうと熱が体内にこもってしまい熱中症になったり、脳や内臓にダメージが出てしまう事もあるようです。

汗を上手に利用して、皮膚から体内の熱を放出しましょう。

拭いていい汗の目安とは?

熱の放出に重要な汗ですが、目に見えるほどの汗は逆に蒸発しにくい状態になるため、役に立たない汗と言えるようです。

目に見えるほどの汗は、薄っすらと肌が湿っている程度の汗を残して拭き取ったり、塗り伸ばしたりした方が蒸発を促せます。

汗が蒸発する過程で熱が放出されますので、汗が蒸発する面積を増やすことも熱中症対策には有効なんですね。

汗を拭きとりすぎるとどうなるのか?

汗は体温を下げたいから体内から出てきているんです。目的が果たされるまでは汗が出てくるのが正常な状態です。

その汗をどんどん拭きとってしまうと、身体の中の水分を汗として外に出し続ける事になるので、水分不足になり血が上手く流れない状態になったりします。そうなると脳の血流が不足して倒れてしまう事もあるようです。

怖いですね。汗は臭いなども気になるのですぐに拭き取りたいところですが、薄っすらと残しておかないと危険ってことですね。

そういえば、暑い時に水分補給をすると汗が噴き出すことがありますが、あれって水分不足で汗も出せない状態だったって事でしょうね。汗が出ると不快ですが水分不足にならないように気を付けないといけませんね。

汗の臭いが気になる場合の対処法

汗で気になる問題の内、臭いの問題は見過ごせませんよね。すごく臭くなると他人と関わりたくなくなったりしますし、自分自身でも嫌になるので気を付けたいところです。

こんな時は、ウエットタイプのデオドラントシートなどを利用して汗を拭き取ると適度な湿り気を与えつつ殺菌などの効果も見込めるので、汗の臭い対策にはオススメなんだそうです。

スッキリとしますし、臭いも抑えられるなら上手に利用していきたいですね。

まだまだ暑い日が続きますから、汗と上手に付き合っていきましょう。