家の外壁が一部ポロポロと剥がれてきているので、何社かに見積もりしてもらっているKAZUOです。
外壁の色が薄くなったのではなく、脱皮したようにポロポロと落ちてきている部分があり、その部分が心配なので外壁塗装を検討しています。
外壁と一緒に屋根も塗ってもらうつもりですが工事費が高い。100万円は軽くかかりそうです。
そもそもなぜ外壁のペンキが落ちてきたのか?
数社に見積もりを依頼したので、いろいろと話を聞いてみたところ全員が「下地処理がダメだったのだろう」と指摘しました。
下地の処理がいい加減だったために、上に塗った塗料ごとゴッソリと落ちてきているようです。
外壁の塗装は、「下塗り、中塗り、上塗り」の3回塗りが主流なんだそうで、下塗りがいい加減だとその後の工程がすべて台無しになるそうです。
せっかく良い塗料を塗ったとしても下地が悪ければ意味が無いんです。今回はこの事を踏まえて業者選びを行いたいと思います。
ネットで見積もりしてみた結果
まずは概算でいいので相場を知ろうとネットの見積もりページにデータを入力してみました。
すぐに概算が出るのかと期待したのですが、全然金額はわからず、地域の選りすぐった業者から後日見積もりの連絡が来るとのことでした。
仕方がないので、家のポストにチラシが入っていた業者のホームページにもデータを入力してみると、こちらは概算で金額が出ました。80万からという事なのでこの金額以下になる可能性は少ないのでしょう。
この業者からはすぐに電話がかかってきたので、見積もりの日程を決めました。他にももう一軒連絡して見積もりに来てもらうことにしました。
見積もり金額はあまり変わらない
最初に入力した見積もりサイトはあまりやる気が無いようで、連絡も遅いし説明もほとんどないので、今のところ候補には上がっていません。
チラシからの2件はしっかりとした説明をしてくれるし、金額も同じくらいですからどちらかにしたいと考えているのですが、なかなか決めてがありません。
判断基準としては塗料の耐久年数と作業内容、金額などの項目があり、それらを総合的に判断することになるでしょう。
どちらも、なんだかんだで110万弱になってしまうので金額に差はありません。どうしよう。
屋根対決が勝敗を決めるかも
悩んでいる2業者のうち、片方は屋根にタスペーサーを挿入する業者ですが、もう片方は遮熱塗料をつかう業者なのです。
タスペーサーとはスレート瓦の下辺が塗料で下のスレート瓦にくっついてしまうのを防ぐ器具で、瓦の下に入り込んだ水を抜いたり毛細管現象で瓦の下に水が入り込む事を減らしてくれます。
もう一方の遮熱塗料は光の反射率が高い塗料を塗ることで屋根の温度上昇を抑える機能を持った塗料を使うそうです。
屋根を長持ちさせたいか、快適な気温を目指すのかで悩んでしまいます。
高価な強い塗料が良いとは限らない?
塗料の素材にもウレタンやシリコン、フッ素など色々な物があり、水性塗料や溶剤塗料などの種類もあって選ぶのが大変です。
ウレタンよりもシリコンが強く、フッ素が更に強いと思って良いようです。その分値段が上がっていきます。
水性塗料と溶剤塗料では溶剤の方が強いので、こちらも溶剤の方が値段が高くなります。
今回は、シリコンの溶剤2液型を選択しようとしていたのですが、既存の塗料を考えると水性塗料にしないと問題が出てくるかもしれないという意見も出てきて判断が付きません。
高価な塗料を選択すれば良いという事でも無いんですね。高価な溶剤塗料が既存の塗料を委縮させて一緒に剥がれる危険性があるらしいんです。
こうなると何が正解かは分かりませんので、何かあった時に保証してくれたり手直ししてくれる業者に頼もうと思います。