世界の軍事関連企業を日本の年金が支えているというショッキングな年金運用実態

日本年金運用はものすごく間違っていると思うKAZUOです。

日本国民が支払っている年金は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用しています。なぜ運用しているかというと、年金が足らなくなるので増やしたいからなんです。

安倍政権後、年金で株を大量購入するようになりましたが、その購入している株の中には世界軍事関連企業の株もあるんだそうです。

軍事関連企業の株を買う意味は?

公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、軍事部門の売上高が世界で十位以内に入るすべての企業の株式を保有していることが、本紙の調べで分かった。国民が支払う国民年金や厚生年金の保険料の一部が、武器の製造で収益を上げる世界の主要な軍事関連企業を支えていることになる。
引用元:GPIF年金運用 軍事上位10社の株保有 本紙調べ

このニュースって、ショックじゃないですか?

私たちが積み立てている年金が世界の軍事産業を支えているなんて。戦争や紛争によって流される血の陰で利益を上げている企業の配当金を期待しているなんて残念です。

これはどういうことなのでしょうか?これらの株を買うという事は今後この業界が栄えていくことを日本政府が予想しているからなのでしょうか?

株価の上昇を狙っているという事であれば、戦争を期待していると言っても良い状態なので、さすがにそこまでは無いと思いたい。

なぜ軍事関連企業の株を買っているのか

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)はGPIF関連法により株の購入先を自分勝手に選ぶことは出来ないので、株の運用会社に運用を委託しているんです。

丸投げしちゃっているので、委託先の運用会社が儲かりそうな株を機械的に買っているという事になっています。しかし、ここに何も制限が無い事は大きな問題ではないでしょうか?

せめて、軍事産業とか公害をまき散らすような会社、貧困層を奴隷のようにこき使う会社への投資は控えるべきだと思いませんか?

戦争支援国家と思われないように対策して欲しい

テロ支援国家などと呼ばれ、危ない国扱いされている国もありますが、このままいくと日本は戦争支援国家なんて呼ばれるかもしれません。

専守防衛と言いながら敵地へ兵を運搬するためのオスプレイを配備したり、対話より圧力だと声高に世界に向かって発言していると、世界の国々に日本は戦争がしたくてたまらないのかなと思われてしまいます。

日本は戦争を望まない国なんです。そのはずですよね。

世界から戦争を無くしましょうとスピーチするくらいじゃないといけないと思うんですが、今はそういう政権ではない事が非常に残念です。

その上、年金で軍事産業の株を買うなんてショックすぎます。

私たち一人一人が戦争に「NO」と意思表示をしていきましょう。