テレビドラマ「相棒」を見ていたら、YouTuberがアクセス数を稼ぐ為に過激な動画を投稿する話がありました。
動画ではおじさんが脅されている場面や薬品の影響でフラフラしている場面、その状態でボートに乗せられて池に落ちる場面などが小出しに投稿されていきます。
アクセス数欲しさの衝動って怖いものが有りますよね。
コンビニのおでんをツンツンしてしまったり、線路に降りて動画を撮影したりする行為の背景には、注目されたいとかアクセス数を増やしたいという思いがあるのでしょう。
「も~欲しがりなんだから」って笑える範囲か、笑えないエリアへ突き抜けてしまったかは、やっている本人たちにはわかりにくいものなのでしょう。
相棒で動画を配信していた人は、犯罪に見えるフェイク動画を配信していました。脅されていたおじさんもその役を演じていただけだったのです。
しかしそのおじさんが池で自殺したからややこしい話になってしまいました。
これぐらいなら許されるだろうと思っていたら環境が変わってしまい、大変なことになるんですね。
「そんな事言ってたら何もできない。」
そう思う人もいるでしょう。私もそう思わなくもありません。
「気にし過ぎたら何もできない。」
本当にそうでしょうか?「君子危うきに近寄らず」的な発想で問題を回避しつつ、楽しく暮らすことは無理なのでしょうか?
私もアクセスが欲しいと願う側の人間です。
自分の行動を振り返り反省しながら頑張りたいと考えさせられるドラマでした。