思いやりがあり、相手の気持ちを考えて行動出来る人になるための3ステップ

相手を思いやれる人って素敵ですよね。自分の事よりも相手のことを考えて行動できるなんて素晴らしいことだと思いませんか?

思いやりのある人は人から好感を得ることができるでしょうし、相手が幸せな気分になる可能性が増えますよね。

幸せな気分の人と一緒に過ごせるようになると自分も幸せな気分になれますから、相手を思いやる事は自分自身の世界を幸せに出来る事につながると思うんです。

思いやりを持つことは損じゃないと思います。思いやりのある人になるためのステップを一緒に登ってみませんか?

1.相手の事をよく見て言葉を聞こう

まずは相手の状態に気づく必要がありますので、相手の事をよく見たり感じたりしてください。

あなたから一方的に話しかけているだけでは暴走してしまってマシンガントークを繰り広げてしまうかもしれません。そうならない為にも相手の表情やしぐさ、目線の先にあるものなどに気にかけてください。

相手の姿勢はどうですか?前に乗り出すよに会話に参加してくれる事もあれば、胸の前で腕を組んで少し距離を置こうとしている事もあるでしょう。時計を見たり、別の話題を振るためにカバンから何かを取り出している最中かもしれません。

自分の話題だけ話していても相手を知る事は出来ません。相手を知るためにはよく見て、相手の言葉を聞いてください。

2.決めつけない

一緒に行動したり、話をしたりしていると相手のことがだんだんわかってくると思いますが、分かった気になって決めつけてしまうと落とし穴にはまります。

人はその日の体調ですら心の状態が変わります。考えも当然変わるでしょう。直前に体験した事柄によっても考えが変わるはずです。

大きく変わるという事は無いでしょうが、この人はこういう人だと決めつけてしまうと、大変な間違いを犯すことになるかもしれません。

自分勝手な思い込みにより、過度な期待をしてしまったり喧嘩をしてしまう事もあるかもしれませんよね。

人は変わるもの、揺らぐものだと考えて決めつけないように心がけてください。

3.相手の状況を想像してみよう

相手のことを気にすることができるようになると、相手の状況が想像できるようになってきます。

「今日は元気が無いけど忙しそうだ」
「上司と雑談してるけど嫌そうだな」
「あんなに荷物を持ってたら前が見えないだろう」

相手の状況を想像できるようになると、このように相手の状況に気付くことができます。ここからさらに思いやりを働かせると

「今日は元気が無いけど忙しそうだから、少し手伝ってあげよう。」
「上司と雑談してるけど嫌そうだから、早く切り上げられるように助け舟を出そう。」
「あんなに荷物を持ってたら前が見えないだろうから、この段差に躓かないように声をかけてあげよう。」

というような行動につながっていきますので、相手の状況を想像して自分なりに役立てることが無いか考えてみてください。

思いやりが空回りしない為に

思いやりが空回りしてしまう人っていますよね。そういう人は相手をよく見たり、相手の言葉をしっかりと聞くことなく、相手の状況を適当に想像してしまいがちです。

知らない人のことを想像しても、当たる事もあるでしょうが当たらないこともあるでしょう。こんな精度の悪い想像から思いついた思いやりは空回りしてしまう事も大いに考えられます。

思いやりを持つためには、相手を知る事から始めてくださいね。