生活や仕事が大変になってくると、やってしまいます。他人と自分を比較するなんて良くないとわかっているのに、どうしても比較してしまうことがありますよね。
あの人には簡単そうな仕事ばっかりが割り振られるのに、それに引き換え自分には大変な仕事ばっかり押し付けられる。
あの人はいつもチヤホヤされているのに、自分には助けてくれる人もいなくて孤独な気分になるし、なんだか不幸な気がする。
この様に他人と比較して他人を羨んだり、劣等感を感じたりする事って誰にでも有ると思うんです。
でも他人と自分を比較してもあまり良い事はありません。こういった考えに囚われないように気を付けるためにはどうしたら良いのでしょう?
目に見えている物は物事の1面でしかない
あの人ばかり贔屓されていると妄想していた事が実はそうでもなかったという事は多々あります。
同じような難易度の仕事でも、あの人は難なくこなしているだけなんですよね。そんな天才肌の人って、見えない所で努力しているかもしれませんが、こちらから見れば何も努力しなくても簡単に問題を乗り越えているように見えます。
贔屓されてると感じてしまうほど凄いんです。でもそれだけ活躍しているのであれば、やっぱり私たちが気づかない所できっと努力しているのです。
もし天才肌の人を羨ましいと思う事があればサイコロを思い浮かべてください。サイコロは表の目と裏の目の合計が7になるようになっています。
こちらから見た場合、1の努力しか見えなかったとしても裏では6の努力をしているのだろうと考えるのです。
自分だけが不幸だと考えてしまうよりは、あの人は陰で頑張っているんだろうなと感心出来る自分の方が、きっとプラスになると思いませんか?
他人の方が楽してそうだなどと思ってしまったら、サイコロを思い出してみてください。
どれだけ頑張ればいいのか?
天才肌の人が陰で努力しているのは分かったけど、自分も自信を持って生活していくためにはどれだけ頑張らないといけないのかと考えると憂鬱になりますよね。
あの人に追いつくとなると、かなり無理がある気がするって思いませんか?
そんな時は平均より少し上の努力をしてみてください。
周囲の人たちが頑張っている事に対しては同じように頑張って、そこにチョットだけ自分なりの頑張りをプラスしてみてください。
そうすると平均より少し出来る人になれます。
この平均より少し出来る人になると物事が上手く行きやすくなります。平均にチョットだけプラスするだけだと考えると出来そうな気がしてきませんか?
劣等感を持ったりするより、チョットした頑張りで人生が好転するのであればやってみる価値があると思うんです。チョットだけやってやりましょう。