仕事も辛いしリタイアしちゃおうかなって軽い感じで言う人がいます。
仕事も上手くできないし私生活でもあまり良い事が無いというような感じだと、辛い気持ちになってしまいますよね。そんなときは早期リタイアして好き勝手に生きたいと思ってしまう事でしょう。
会社に毎日通わなくていいし、上司からの評価を意識することなく好きに生きていけるなんて楽だろうと想像されるかもしれません。今すぐにでも仕事を投げ出したいという気持ちになる事もあると思いますが、しっかりと未来の事を考えて行動してくださいね。
リタイア生活の準備として
リタイア生活をおくるためには、やっぱり今の仕事である程度は頑張れるようになっておいた方が良いと思います。仕事ができない人だと思われているうちはリタイアしないでください。
会社の一員でいる事はある面ではとても楽な事だといえると思います。リタイア後にその事を初めて意識するようになると、こんなはずじゃ無かったと後悔してしまうかもしれません。
そんな時に役立つのが今までの頑張りです。嫌な仕事でも、辛い事でも、自分なりに頑張って乗り越えてきたという経験が生きてきます。
リタイアするとすべて自分で頑張らないといけなくなるのでその点は少し考慮しておいてください。
リタイアしたら終わりじゃない
いつかはリタイアして隠居生活を夢見ている方もおられるでしょうが、リタイアしたらその後の生活が保障されるわけではありません。
状況が変われば再び働きに出ることになるかもしれませんし、想像できないような困難な事も起こるかもしれません。
水戸黄門なんて日本中で騒動に巻き込まれるんですから(笑)
日本人はこれさえどうにかすれば後はすべて上手くいく的な妄想を思い描くように訓練されていますので、勉強さえすれば良い学校に入れ、良い仕事に就いて一生安泰なんてことをついつい想像してしまいます。
一生安泰なんてことはあり得ないと思った方が良いです。例えばリタイアするのに1億円の貯金をしたとしましょう。これだけあれば老後は安泰でしょうか?
それは誰にも分かりませんよね。儲け話があると言い寄ってきた人に騙されてしまうかもしれませんし、浪費が酷くてお金を使い果たすかもしれません。結局は日々どのように生きるかだと思います。
そういう面でも頑張れる性格や今までの経験による判断力などがリタイア後の生活を支える重要な要因になりますので、リタイアするぞと心に決めた方は今の仕事に力を入れて頑張ってみてください。
自立した人を目指して
そうは言っても仕事が辛いときは一度辞めてしまって少し休憩するのも良いかもしれません。いずれにしろ人生はずっと続いていきますので自分で立っていられる自立した人を目指していきましょう。