会社で上司に叱られると頭に血が上ってしまって冷静ではいられなくなる事ってありますよね。
上司の考えと自分の考えが違う事は当然ですが、頭ごなしに非難されるとかなりイライラしますし、冷静ではいられなくなることもありますよね。
でも、こんな時でも平常心を保って上手く立ち回る人は上司にも気に入られますし、仕事でも成績が良かったりするんですよね。私たちも出来る事なら平常心を保ちたいものです。
平常心を保つコツはあるのでしょうか?少し考えてみましょう。
イライラしても損しかしない
上司の言葉にイライラしてしてしまいがちですが、私の経験上はイライラしたことで得したことはないんですよね。逆に話がこじれて損したことしかありません。
どうですか?あなたの経験ではイライラして得したことはありましたか?たぶん無いんじゃないかと思います。
それよりは、上司が何を言っているのかを理解してその事に対応する方がよっぽど得策です。
「あんな分けのわからない上司の言い分なんて聞いていられるか」そう思われるかもしれませんが、強く反発するとその分のしっぺ返しが来ます。睨みつけたり、脅したりしても長い目で見れば逆効果です。いい結果にはなりませんので気を付けてください。
上司を追い抜くぐらいの気持ちで
あなたには相手が発した言葉が理不尽な叱責だと感じられるでしょうが、もしかするとあなたの為になるありがたいアドバイスだったりするかもしれません。
常に相手と敵対するのではなく、相手から学び取ろうという姿勢を持った方が上手く行きますから、まずは相手を理解しようとする姿勢を心がけてください。
もしも本当に理不尽なだけの上司なら、いっそ仕事を奪い取って追い抜いてしまえばいいのです。そのためにも上司から学び取る姿勢を持っていきましょう。
しっかりと叱られると気づきがある
なぜ叱られるのかを理解しようとすると、相手の話をしっかりと聞くようになります。そうすればその中に隠れていた、気に留めていなかった事柄に気付くことができたりしますから聞いて損はありません。
よくよく聞いても意味が分からない事は、上司に質問してみましょう。さらに理解を深められるかもしれませんし、上司が間違いに気付くかもしれません。
こういった向上を目的とした話し合いは、相手との関係を良好にしますし強い絆も築けます。逆に揚げ足取りのために言い返したりすると関係が壊れますから気を付けてください。
同じような会話になるはずだから、揚げ足取りだとはわからないだろうと考えてはいけません。こういった気持ちが乱れているときは相手に自分の気持ちを見透かされてしまいます。
しぐさや口調などの態度にありありと出てしまうんです。それなのに「揚げ足なんて取っていません」なんて口答えをすると、大変な事になりかねないので注意しましょう。
叱られる利点
どうです?上司から叱られる事にも利点があると気づけると、平常心を保ちつつ成長できそうじゃないですか?
瞬間的にはイライラしてしまっても、すぐに平常心を取り戻せるようになると思いますので、叱られる利点にも目を向けてみてください。