小さなミスを言葉の攻撃で責め立てる王様上司の扱い方

好き勝手に言葉の暴力で攻撃してくる王様上司って困りものですよね。教育や指導という範囲を超えて攻撃してくるような王様タイプの上司にはどうやって対抗すればいいのでしょう?

会社で争ってしまっては損をしそうですし、自分自身が居づらくなりますから事を荒立てたくない。

でも、毎日のように細かい事までネチネチと言葉で攻撃されるのは精神的にきついので対策を考えてみましょう。

王様上司の正体を知る

指導するために指摘してくれる人や、知らない事を教えてくれる人の言葉はとてもありがたいのですが、ただ気に入らないからと言葉で攻撃してくる人とは関わりたくないですよね。

相手を支配したいから王様のようにふるまうこのタイプの人には、小さなミスをネチネチと突いてくる人が多いのは何故でしょう?

この王様上司の日常を観察してみてください。あまり仕事出来ない人じゃないですか?こういう人は仕事をするうえで何が重要かがわかっていない人が多いんです。

分かってないから怖いんです。だから小さなミスでもいいので何か目に付いたものを攻撃したがります。なぜなら、いつか仕事が出来ないという事がバレるんじゃないか、いつか部下に追い越されるのではないかと毎日ビクビクしているからなんです。

だから仕事が出来ない事がバレないように威張りたいんです。威張っていると仕事が出来ない事を忘れていられるんです。

こういった王様上司の正体は仕事が出来ない心の弱い人だといえるでしょう。

王様上司はあなたの反応を気にしている

あなたが言葉の攻撃によりどのような反応を示すかを王様上司はとても気にしています。自分に自信が無いので、自分が優位に立てたのかどうかビクビクしながら反応をうかがっています。

こういったタイプの人には、過剰な反応は禁物です。

顔を真っ赤にして反論したり、肩を落としてしょげたり、涙を流したりしては相手の思うつぼです。

そんな反応を見て王様上司は大きな充実感を得て、更なる進化を遂げてしまいます。もうこれ以上力をつけさせてはいけません。

王様上司には出来るだけ薄い反応でサラッとかわしましょう。

イライラすることもあるでしょうが、気の弱い仕事も出来ない人が必死に会社にしがみついているだけだと思えば、真剣に相手をしなくてもいいかと思えるようになります。

相手は反応が薄い事に大いに戸惑い、さらに声を荒げてくるかもしれませんが薄い反応を続けていけば次第に相手も変わってきます。

自分の攻撃があまり効果が無いという事に恐怖を感じるようになるんです。なので、王様上司からの言葉の攻撃には過敏にならず、サラッと聞き流すようにしてみてください。