仕事のストレスや問題から解放されたいからと、癒しを求めて温泉に出かけたり、癒しグッズを買いあさってもなかなか楽にならない事ってありますよね。
癒し効果が薄かったのかと、もっともっと癒し効果が高い何かを求めてさまよってみてもイマイチ納得のいく結果が得られないのは何故でしょう?
「全然癒されない」と逆にイライラしてしまうようでは絶対に精神的に楽にはなりません。仕事の問題やストレスに効果的な、癒しの活用方法を探してみませんか?
やっぱり家が一番ね
楽しかったはずの旅行を終えて家に帰ると出てくる言葉「やっぱり家が一番ね」は、癒しの効果が限定的だという事を表していると言えるでしょう。
旅行に出かけたり、温泉でゆったり過ごしたり、マッサージなどを受けた後ならずっと癒されているという事はありません。もっと言えば、その最中でさえ現在抱えている問題やストレスの元が頭をよぎりますよね。
では、こういった癒しを求めても無駄なのでしょうか?
私は無駄では無いと思います。少しの間でも問題やストレス源を忘れて心をリセットするという意味では、とてもよい事だと思います。なので、癒しを求めて行動する事は重要だと言えます。
ですが、ここで大きな落とし穴が存在します。癒しのパワーは仕事の問題やストレス源を減らすものでは無いという事です。ストレス源や問題の解決には別途自力で頑張る必要があるのです。
癒された気にならない理由
問題やストレス源を放置したまま、とりあえず癒されて今を乗り切り、そしてまた疲れたから癒しを求めるというスパイラルでは、抜けきらない疲れやストレスが溜まってしまい、いつか爆発することになりかねません。
癒されて少し元気になったら、問題源やストレス源についてしっかりと考えたり、対応策を打ってみるなどの行動が必要になります。
そうしないと、またすぐに悪影響を受けてしまいますから、元気な時に根底にある問題を見定めて改善させるための努力をしてみてください。
どうしようもない問題や相手なら、関わらない方法を真剣に考える必要もあるでしょう。
癒しを効果的に活用しよう
どうしても癒されない、何をやっても癒された気にならない人は癒しが問題を解決してくれると思ってしまいがちです。癒し自体が問題を解決してくれる事はありませんが癒しパワーに問題解決を期待してしまいます。この思い込みさえなければもっと効果的に癒しを活用できると思いますよね。
癒されたら元気なうちに対策を打つ事を考えてみてください。
自分に問題解決のスキルが無いのなら癒された後は勉強してみるのも良いでしょう。元気な時なら何か出来る可能性がありますので、癒されたら問題解決に取り組んでみてくださいね。