先日、近所に住んでいるであろう老人とすれ違いました。
見たこともない人だったし男性だったのであえて挨拶しなかったのですが、その老人はすれ違う直前に「こんにちは」と言って通り過ぎていきました。
私もすかさず「こんにちは」と返したのですが、はたして感じの良い声が出せたのか、態度は悪くなかったかなどと心配になりました。
この頃、挨拶しても変な目で見られる事も有るのでひかえていたのですが、やっぱり挨拶はしておいた方が良いですね。
面接も挨拶でほぼ決まる
私がSEだったころプロジェクトリーダーだったので、作業を手伝ってもらう人を協力会社さんから紹介してもらい数多くの面接を行いました。
コンピューターのプログラマーやSEの面接において、知識があるかないかを確認する質問も必要なのでしょうが、ある程度嘘をつく事も出来ますし、物知りだったからと言って使える人だとは限らないという苦い結果を幾度となく経験しましたので、途中からあまり技術的な質問をしなくなりました。
そんな私が採用するかどうかを決めていた基準はフィーリングです。少しぐらい技術が足りなくても、感じの良い人は指導すれば伸びますからね。
なので最初に目にしてから1分もしないうちに、この人ならいけるかもしれないと感じた人を採るようになりました。
緊張している人や無口な人であっても、挨拶するときにふと出てくるしぐさなどである程度決めてしまいます。
最初の印象が悪かった人には、その印象を覆すほどの何かが無いものかと探りを入れてみますが、ほとんどの場合は最初の印象通りの結果に終わりました。
私のように最初の印象が良ければその人に好感を持つ人は多いと思いますので、最初の印象が良ければ面接でも採用してもらえる確率が上がるはずですよね。
では、どうやったら最初の印象が良くなるのでしょう。
感じのいい人を見習うことで印象が良くなる
あなたの周りにも感じのいい人がいると思います。その人の行動や話し方をマネしてみてください。
大事な時だけ感じのいい人になろうと思っても無理があります。日ごろから感じの良い人としてふるまっていなければ、相手に好感を与えることは出来ません。
にこやかな表情や優しそうな目、困っている人に手を差し伸べる行動力などは、すぐにマネできるものではありません。
日々の生活で染みついたものが、大事な時に表に出てきてしまいますから、いつも感じの良い人を目指して行動してみてください。
どう見られるかよりも、どう見られたいか
周囲からどう見られているかを気にする人がいますが、ありのままの自分がどう見られるかなんてわかりません。それよりは、どの人のように見られたいかを決めて、その人を見習った方が簡単です。
自分で自分を見ることは出来ませんから、自分で見て「あの人良いな」と思える人に寄せた方が確実ですよね。
いろいろな事が上手くいっていないと感じている人は、ぜひ見習いたい人を見つけてマネしてみてください。そうすればきっと運気もアップしてくると思います。