精神的な豊かさが無いと、お金があっても素晴らしい人生はおくれないかもしれません。
先日、キューバの平均月収が3000円だというテレビを見ました。キューバでは物があまり手に入らないので、壊れた車も修理して乗り続けるそうです。そのため街中にはクラシックカーが溢れている状況でした。
家の壁もカラフルに塗ったりしていますがボロボロの壁も目立ちます。それでもキューバの人たちは楽しそうです。
テレビで見た感じではすごく幸せそうに見えたのですが、レポートに行った女優さんはキューバ人に対して終始上から目線で見下すような態度が続きます。
事あるごとに「平均月収3000円なのに?」という雰囲気を出しまくるのです。なんだか見ていてキューバの人に申し訳ない気持ちになりました。
豪華な衣装を着ていても人間として輝けていない?
お金がある事が悪い事だと言う気は全くありませんが、お金をかけて着飾ってもそれに見合う精神的な豊かさが無いと、少し浮いて見えてしまいますよね。
せっかくキレイな衣装なんですから、良い人そうなオーラを出さないと逆効果です。精神的なものは目に見えないようで意外と他者に伝わりますから気を付けたいですね。
クララのおばあ様は愛される
アニメでも有名なハイジに出てくるクララのおばあ様は愛されると思いませんか?
ハイジがクララの家に住むようになり、山の生活から離れた事や都会での生活に悩んでおかしくなりかけた時、クララの祖母がやってきます。
ハイジは田舎から連れてこられた貧乏人の娘ですから屋敷を切り盛りするロッテンマイヤーさんからは邪険に扱われていました。
しかしクララの祖母は優しく同等に接してくれるのです。
クララの祖母はお金持ちですからね、物質的な豊かさもありつつ、それを保守しないといけないという危機感も無いので精神的に満たされて生活しているのでしょう。
逆にロッテンマイヤーさんは物質的な豊かさを保つために必死に働いていますから、他者への気遣いがなかなかできずに人間を役職やお金として見てしまっていたのかもしれません。
クララの祖母がもしハイジを見下すような人だったら、その後クララがハイジたちの山小屋に遊びに来ることも無かったでしょうし、クララが立てるようになることも無かったかもしれません。
ハイジは精神的な豊かさが、更なる幸福を呼び寄せたという良いお話ですね。
成人式で着飾る必要はあるのか?
先日、成人式用に衣装やメイクを頼んでいた会社が潰れてしまい、大変な目に合ったというニュースが流れました。
私は成人式に参加する必要性を感じなかったので、衣装も買いませんでしたし成人式にも参加せず、2次回から参加して楽しんだのでどれほどのお金が必要なのか分かりませんが、数十万円の費用が掛かるケースもあるようです。
とても安いとは言えないお金を払って予定していた衣装を着れなかったのですからガッカリしたことでしょう。
これは詐欺だと言っていい事件だと思いますが、そもそも成人式に晴れ着を着るべきだというすり込みがおかしいと思います。
人生においてそんなにお金をかけて着飾るような日なのかな?
私は成人式に出なかったことで、困った事は一度もありません。それよりは親やお世話になった人に感謝の気持ちを伝える方が重要なのではないかと思います。