平均寿命が延びて生命保険が値下げ?若い人は医療保険だけでも入ってほしい

平均寿命の延びが、生命保険の料金に影響を及ぼすほどになってきました。それだけ長生きする人が増えているのですね。

そうは言っても、健康的に過ごせる年齢を示す平均健康寿命はまだまだ70代前半といったところですから、最後の10年ぐらいは体がいう事を聞かない不自由な状態になるようです。

若い人ほど生命保険の加入を考えて欲しい

老人になったら医療費などの心配が増えそうですが、医療費の問題は老人だけの問題ではありません。若い人が体を壊したときの方が多額のお金を必要とする状況になりやすいので注意したいですね。

それに若い人の間では突然死が増えてきているそうなので、死亡時の備えも考えておいた方が良いでしょう。特に関東などでは心臓関連の突然死が増えてるという噂を聞きますので、心臓が少しでも弱い人などは備えを万全にして家族に何か残せるようにしておきたいですよね。

4月から生命保険の料金が下がる

生命保険各社がこの春、死亡保険料を大幅に下げる。長寿化で保険期間中に亡くなる人が減る傾向にあり、各社の保険金の支払いも減るためだ。健康診断を受ければ保険料を割り引く仕組みを導入する会社もある。
日本生命は4月から、定期型の死亡保険料を最大24%下げる。大同、ソニー、富国、朝日、三井の各社も値下げし、最大2割程度下げる社もある。値下げは、新たに加入するか、契約を更新する人が対象。

引用元:死亡保険料、今春大幅値下げ相次ぐ 長寿化で支払い減る(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

平均寿命が延びたことで高額な保険金を支払う機会が少なくなったため、保険料金の見直しが行われるようです。

この機会に若い人には保険への加入を考えてもらいたいと思います。

生命保険って役に立つの?

私は体が弱いので、ちょくちょく保険のお世話になっています。入院中は働けませんので保険金をもらえるとかなり助かるんですよね。

実際に保険金がもらえるのは退院後なので、1~2カ月間働かなくてもやっていけるだけの貯金はしておく必要がありますが、それでも保険金が入ると思うと気が楽ですよ。

入院が長引くと有休を使う事を嫌がる会社もありますし、その間の給料を70%にカットするなどと言い出す会社もあります。有給休暇で入院しているのに給料カットなんてビックリですけど、弱っているときに会社と戦う余力はありませんから、保険で少しでも助けてもらえると精神的にも金銭的にも助けになります。

保険料金の支払いか貯金か?

入院して手術してもらうと、高額な医療費が請求されることになりますが、高額医療費の「限度額適用認定証」などを申請しておけば、自己負担限度額までしか支払わなくても良いので、1回の入院手術で何百万も必要になるという事はまず無いでしょう。

そう考えるとその分だけ貯金しておけば良いという考えもあります。本当に大きな病気やケガをするかどうかも分かりませんからモッタイナイという気持ちも分かります。

しかし長引くような病気やケガに見舞われたら大変です。最低限度で良いので保険へ加入を検討してみてください。

例えば入院日額5千円、死亡時の保険金無しというような医療保険などだと月額2千円もかからないケースもありますから、家計への負担も少ないですよね。

若い人だと1日当たり50円ぐらいの保険もありますから、調べてみてくださいね。