孤独死なんて言葉が一般化してしまった今、孤独な生活をおくっている人が増えているようです。
核家族化なんて言葉も当たり前すぎてあまり耳にしなくなりましたよね。
夫婦と子供だけの家庭が増えていき、子供も成人すると家を出る。そんな家族の在り方を考え直す必要があるのではないでしょうか?
若者は働いても生活が楽にならない?
大家族の家庭では、家計を支える人が複数人いるので各自の負担が少なく済みます。それに比べて独身で都会に部屋を借りて暮らしているような人は、全て自分で稼ぐしかありません。
家賃もですが、光熱費などの基本料金も大家族で住めば少なく抑えられるところを、各自が別々のところに住む事によって無駄にお金を払い続ける必要が出てくるのです。
田舎にいては仕事も無いし、出会いもないから都会に出ないといけないと思い込んでいる人も多いのですが、都会に出たからと言って良い仕事が有るとは限りませんし、良い出会いもあるかどうか分かりません。
今いる場所で周囲を観察し、何か出来る事がないかと探す能力が無いとどこに行っても他人に流されて利用されてしまいます。
もしも都会で独り、生活に困っているなら実家に帰る事を家族と話し合ってみるのも良いですよ。
独りが気楽だという考えを少し抑えよう
自由は素晴らしい事ですが、自由に生きるという事は独りで生きるという事につながります。
皆が自由に生きたいと願った場合、誰にも邪魔されない生活をおくるには独りになるしかないのです。
家族と暮らしているけど、自分勝手に自由な生活をおくれているという人は、家族が合わせてくれているだけです。ずっとワガママに生きていると家族からも見放されてしまいます。
誰かに合わせたり顔色をうかがったり、誰かの為に行動したりすることがストレスだと感じる事もあるでしょう。でも、多少のストレスは必要です。自由に慣れ過ぎるとモラルも低下しますし良い事はありません。
そもそも独りで生きるなんて事は不可能ですから、ある程度は誰かに合わせる努力をしていきましょう。
なぜ核家族化していくのか?
大家族で暮らした方が経済的には楽なのになぜ核家族化したがるのでしょう?
自分中心の家庭を築けば、自分の発言力や影響力が保てますから安心できるという人もいるでしょう。親世代から毎日のように小言を言われたくないし、逆に子世代からの注意も聞きたくないという人もいるでしょう。
自分が中心であり続けるためには邪魔者は排除するしかないと考えてしまうのです。でも邪魔者が悪者だとは限りません。自分の欠点を指摘してくれるから耳が痛いのです。少しは話を聞くようにしましょう。
自分勝手でどうしようもない人とは一緒に暮らせませんが、小言が「うざい」というくらいでその人を排除してしまうのは問題です。そんな事をしていてはいずれ自分ものけ者にされて独りで生きることになりかねませんからね。
自由を求めすぎて独りにならないように気を付けていきましょう。