サバ缶で高齢者がもっと歩けるよになったりダイエットできたりするらしい

実家の母はもうあまり歩けなくなってしまいました。

数年前からパーキンソン病の薬を飲むようになったので活動意欲がへり、父が大腸がんで倒れたことをきっかけにお店もたたんだので、家であまり動かない生活が続いています。

父の大腸がんはとりあえず外科手術で取り除けたので安心ですが、もう少し母が歩けるようになると生活も楽しくなるだろうなと、息子としてはもっと歩けるようになることを期待してしまいます。

膝の痛みが更に行動範囲を狭めている

母はゆっくりですが掃除洗濯などの家事は出来るのでまだまだ元気に暮らしていると言えますが、膝の痛みや肥満が原因で長い時間の歩行や階段の上り下りが出来なくなってきました。

こんな状況を少しでも改善できるものは無いのかと思っていたら、「日経おとなのOFF」という雑誌に掲載されているサバ缶の効果についての記事が目に留まりました。

この記事によるとサバ缶にはとても良い成分が含まれているそうなのです。

なぜ缶詰が良いのか?生魚でも良いんじゃないか?と思われるかもしれません。私も缶詰の利点はどこなのかと疑問を持ちましたが、その答えは加工時期にありました。

缶詰は旬の魚を加工して作っているため、美味しい上に栄養や体に良い成分が多く入っているそうなのです。

なるほど、どうせ食べるなら旬のパワーをいただこうという事ですね。

サバ缶のオメガ3脂肪酸がスゴイ

サバ缶に含まれるDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が脳の機能を高めてくれたり、血液をサラサラにしてくれるので、ダイエットしないといけない人や中性脂肪の値が気になる人などに良いそうです。

DHAは神経伝達をスムーズにするので高齢者の認知能力を高めたり視力低下を抑えたりしてくれる成分ですし、EPAは血液サラサラ効果で血栓リスクが抑えられます。さらに食後の血糖値上昇を抑える効果もあるという事なので、高齢者は食事に取り入れた方が良い成分ですね。

膝の問題にも効果が期待できそう

高齢者になると膝が痛くて歩けないという人が増えてきます。膝の軟骨がすり減ったり、膝周りの筋肉が衰えることで膝に痛みを感じやすくなるようです。

サバ缶にはタンパク質はもちろんですが、骨まで柔らかく煮込まれていますからカルシウムも含まれています。

転倒して骨折したと思っている高齢者が、実は骨折したから転倒しているという話を聞いたことがありますので、カルシウムも重要ですね。

膝の痛みは、膝周りの筋肉を鍛えれば軽減されるという話も聞きますのでタンパク質で筋肉量をアップさせれば、もっと歩けるようになるかもしれません。サバ缶のタンパク質とカルシュウムで膝の問題も軽減してくれると嬉しいので早速勧めてみようと思います。

サバ缶はどうやって食べると効果的?

サバ缶が良いらしいよとオススメしてみたところ、サバの水煮はどうやって食べたら効果的なのかと聞かれたので、雑誌に載っていたレシピを伝えました。

サバ缶から出したサバに納豆とわかめを乗せてオリーブオイルをかけて食べるというレシピです。発酵パワーや水溶性食物繊維をプラスしてオリーブオイルで便秘対策までしている、簡単で完璧なレシピだそうです。コレなら誰でも作れそうです。

サバ缶を食べたからと言って、すぐに改善されることは無いでしょうが徐々に歩ける範囲が広がることを期待しています。