ヒメタニシの事を知って末永く水をろ過するなどの環境改善に励んでもらおう

我が家で育ったヒメタニシがジモティーでちょくちょく売れるので、買ってもらった方などに、楽しくヒメタニシと過ごしていただけるような簡単な動画を作ってみました。

ヒメタニシの特徴と育て方のコツを知れば、もっともっと可愛くなってくるはずです。

簡単ですから、動画だけでも見てみてください。

ヒメタニシの特徴


水槽が濁ったり、グリーンウォーターがきつくなったりしてくると欲しくなるのがヒメタニシですよね。水を吸い込んでろ過する能力を持った生き物ですから濁った水や濃くなりすぎたグリーンウォーターをクリアな水へと近づけてくれます。

水の量や濁り具合で変わってきますが、ヒメタニシが足りている環境では水が澄んできます。薄めのグリーンウォーターに留めたい方は、ヒメタニシを減らしたり出し入れするなどの調整が必要になるかもしれません。それくらいろ過能力があるんです。

水をろ過する以外にも、水草に付いた藻も好んで食べますから、睡蓮の細い茎を登る姿やホテイアオイの根に乗り移った姿などを見る事が出来ます。

壁面の藻も食べますが、優先順位は低い気がします。

が水面を漂っている場合は、水面に口を出して水を吸い込みエサを集めたりしますので可愛いですよ。

藻の勢いが凄くて、糸状の藻になってしまったような場合はヒメタニシでは太刀打ちできませんので、手で取るなどの掃除が必要になる事もあります。しかし、水をろ過してくれているのでその頻度は減るので助かりますよ。

私の環境ではほぼ水替えをしていません。減った水を追加することはありますが、週一で水替えするというような事はありません。底には赤玉土を敷いているのでその影響もあるでしょうが。

この赤玉土はヒメタニシの隠れ場所としても有効で、暑い日や寒い日など環境が厳しい時は土や砂利の中に潜ってしまいます。なので、ヒメタニシの事を考えるとなるべく底には赤玉土などを敷いておいてあげたいところです。

ヒメタニシの育て方のコツ

ヒメタニシは極端な暑さや寒さは苦手なようです。この頃のような暑い時期は昼間は水深の深い所で涼をとり、夜に活動する子が増えます。

底の方でじっとされるとビックリしますが、そこそこの暑さでもエサが足りていて、オスとメスがいればいつの間にか稚貝が増えたりするほど意外と元気に育ってくれますので、エサ不足に注意してあげる事が上手く育てるコツだと言えます。

水槽内がキレイになったらヒメタニシの食べるものが不足します。餌がなくなると餓死してしまう子も出てきますので、そうならない為にもザリガニの餌などを補助的に上げるようにすると元気に育ってくれます。

餌を全くあげないよりは、あげた方が生存率も出産率も上がりますので、様子を見つつ、補助的にあげるようにしてください。

私はダイソーのザリガニの餌をあげるようにしています。安いですし小さな粒がすぐに沈んでくれるのでタニシやエビの餌に向いていると思います。

ヒメタニシが食べるからと多めにメダカの餌をばら撒くよりは、こういった沈む餌で調整したほうが水質悪化を防げますからオススメです。ぜひお試しください。