私は肺が弱いですし、肺を一部切除している事もありタバコの煙が減る事は大歓迎です。
タバコの煙で息苦しくなりますし、頭も痛くなるのでタバコの煙は吐き出さずに全部飲み込んで欲しいとさえ思っています。
屋内完全禁煙の施設が増えるのは喜ばしいのですが、その煙はどこに行くのでしょう?
屋内全面禁煙の施設が増えるけど
受動喫煙対策を強化する改正健康増進法について、厚生労働省は18日、屋内を全面禁煙とする病院や学校、行政機関などの施行日を2019年7月1日にする方針を決めた。これらの施設ではこの日以降、屋内の喫煙所は使えなくなる。
施行時期はこれまで、19年夏としていたが、18日の自民党厚労部会に案を示し、了承された。
引用元:病院や学校、来年7月から屋内完全禁煙に 厚労省が方針:朝日新聞デジタル
病院や学校、行政機関などでは屋内でタバコが吸えなくなるようです。
介護施設や薬局、保育園なども屋内全面禁煙という事ですが、敷地内でも立ち入りが限られた場所や屋外になら喫煙所を設ける事は認められるそうなのであまり意味が無いかもしれません。
屋外でタバコを吸って急いで屋内に入って来た人の体内からはある程度の期間は有害な物質が吐き出され続けていると言われています。実際にタバコを吸った直後の人と会話すると私は体調が悪くなりますから、信憑性が高い説だと思っています。
屋外で喫煙したら数分間は屋内に戻れないというようなルールも必要ではないでしょうか?
公共の施設だけで良いのでしょうか?
タバコを吸える場所が少ないから家で吸うと言われたら家族は困るでしょう。しかたがないからベランダや家の外で吸うと言われると、今度はご近所が迷惑することになります。
問題はどこで吸うかという事ではなく、有害だという事から目を背けてしまったりタバコの害が軽視されている事だと思うんです。
こういった意識を改善するために、タバコのパッケージの大部分はタバコが及ぼす害を知らしめる場所であって欲しいです。新たにタバコを吸い始める気にならないくらいの情報をしっかりと示せば、喫煙者は更に減ってくれるのではと思います。
仕事をしているときはタバコの問題に苦しめられていましたが、リタイアした今では嫌ならその場を立ち去る事が出来る場合が多いので助かっています。
一生懸命に働いている人のためにも、せめてタバコから逃げる権利みたいなものが有ればいいんですが。