RPGツクールMVでフィールドに配置するタイルを自作してみようと思います。
一番面倒そうな海のアニメーションタイルの自作に挑戦です。
タイル画像を作成する
海のアニメーションタイルは私のWindows環境では「ドキュメントフォルダ\Games\プロジェクトフォルダ\img\tilesets\World_A1.png」ファイルに描かれています。
この絵を修正すればゲーム画面にも反映されます。
先ずは48ドット角の海の画像を描いてみます。
48ドット単位で画像を編集するのは面倒だったので、自作ツールを作ってみました。画像はそのツールの画面ですが、標準のペイントでも修正可能です。
World_A1.pngの左上48ドット角に海っぽい絵を描いてみましょう。
1x1マスだけ選択して「タイル編集」を押します。
緑系の色で塗りつぶし水色で適当に六角形みたいな丸みたいな図形を描いてみました。
水色の線は更に輪郭をぼかすように薄く塗っていけば、それなりに見えてきませんか?青系で描けばもっとそれなりに見えると思いますが、緑でやってしまいました(笑)
画像は上下や左右にシフトさせながら修正していくとつなぎ目の無いタイル画像になりますので、自作ツールでは上下左右に画像をシフトさせるボタンを付けました。
ここまで描けたら、横に展開していきます。
アニメーションする2x3マスのオートタイル
RPGツクールMVのアニメーションするオートタイルは48ドット画像2x3マスを3個使用して、その画像を切り替えることでアニメーションさせています。
先ほど描いた画像をひとマス飛ばしで3個にコピペします。
2個目、3個目の画像を少しシフトさせておけばアニメーションした際に絵が動いたように見えますので、2個目を選んでタイル編集を押し上下左右ボタンで少しずらしてください。3個目も同様です。
後はこの画像を2x3マスにコピペしていけばOKです。
少しずつシフトさせた各画像も2x3マスに貼りつけていきます。
オートタイルっぽい縁取りも描きたい
カクカクした緑の海の出来上がりです。しかし、これだけだと寂しいですよね。やっぱり縁取りを付けてカクカク感を減らしたくなります。
なので、2x3マスを選択してオートタイル編集を押すとタイルとして気を使わないといけない部分が簡単に描けるようにしてみました。
オートタイルは24ドット単位に分割されて複雑に利用されます。「この部分とこの部分がつながる場合もあるから」なんて考えながら描くのは大変ですし、ずれますからサポート機能を付けました。
ペンで描くと連結するところにも勝手に色が付くようにしています。
コレが有ると、タイルの配置される方法をあまり気にすることなく描けますよ。
アンドゥ機能などは面倒なので付けていませんので、海のタイルに直接描くよりは、別の場所に縁取りを描いてそれを貼り付けてください。
自分としてはそこそこ便利なのでツールを公開しますが、いたらない点も多いでしょう。フリーソフトですからクレームなどはご遠慮ください。