テレビを見ていてあるCMにビックリしました。森永乳業のチーズの宣伝です。「クラフト 無垢 大人の熟成チェダー味/大人の熟成ゴーダ味」というチーズの名前が気になるんです。
このチーズは森永乳業独自の無垢製法で作った、雑味の無いなめらかな食感が特徴のチーズなんだそうです。
普通のチーズでも十分美味しいのに、このチーズは何が違うのでしょう?
家呑み需要が拡大しているので、そのおつまみとして50歳以上の方が購入するケースが多いんです。外で呑むことを考えると少しぐらい高級なおつまみを用意しても、外で呑むよりは経済的ですからね。クラッカーやパンなどがあれば更にいいですが、チーズならそのままでも楽しめます。
こういった理由から高級路線のチーズを購入する方が増えています。
この50歳以上の方をターゲットとして、50代が求める「こだわり」に応えるべく、無垢製法でチーズのうまみを向上させたという商品です。
無垢製法とは?
濃縮果汁と原料チーズを溶かしながら混ぜあわせることで、チーズのうまみを最大限に引き出し、コク深い味わいなめらかな食感を生み出す製法です。
私が気になったのはこの製法の名称にも使われている「無垢」という言葉なんです。
無垢という言葉の意味とは?
無垢とは、「けがれが無いこと」「まじりけが無いこと」を意味する言葉です。
気になりませんか?
無垢製法では濃縮果汁を混ぜ合わせているんですよ。気になりますね。無垢じゃないじゃないか、まじりけがあるじゃないかって思ってしまいます。
それに、この商品が無垢だと言うのなら他の商品はどうなんだ?変な物をいっぱい混ぜてるのではないか?って思ってしまいます。
無垢なんて商品名にしてしまって、誰もビックリしなかったのでしょうか?垢(あか)という字が食品についていることにも違和感を感じます。
なんだかとても気になったので書いてしまいましたが、商品事態を悪く言いたいわけではありませんので・・・
この頃、変に飾り立てて自爆している商品名が多いなって思っていたので他にも気になる商品名を見かけたらまた書こうと思います。