ディズニーランドの素晴らしい従業員トレーニングやコミュニケーション方法とは?

東京ディズニーリゾートのキャスト(従業員)は素晴らしいと思いませんか?いつ行っても嫌な気分にならないんです。

以前、夫婦でディズニーランドに行ったときの事です。妻がパスポートを落としてしまいました。かなり落ち込んでしまった妻。もう帰ろうかと話していたのですが、ダメもとで落し物が無いか聞きに行った時にも快く対応してくれました。

パスポートは落し物として届けられていなかったのですが、すぐにパスポートを再発行してくれたので、その後は楽しく遊びまわることができました。

普通なら妻のパスポートを買った事を証明しないといけないのでしょうが、私がパスポートを持っていたこともあり、すんなりと事が進みました。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの人材育成方法は普通の日本企業とは少し違うようです。

キャストの役割を理解してもらうトレーニング

ディズニーには、褒めたり叱ったりするだけではないマジックが人材教育にも存在しているようです。

長年人材トレーナーを務めていた方が入社時に受けたトレーニングでは、開園時にお客様を黙ってお迎えするというものが有ったそうです。

続々と入場してくる人々がキラキラとした顔で歩いていく様子をじっと見つめる間に、「この笑顔に応えたい」という気持ちがわいてきたそうです。

ディズニーが伝えたいもの、提供したいものの本質を理解する素晴らしいトレーニングだったようですね。

従業員間のコミュニケーションにもこだわりが

挨拶や報告などのコミュニケーションは当然ですが、夢やビジョンのようなものも伝え、相手の感情に寄り添うコミュニケーションを心がけているそうです。

こうすることで互いに心を開き信頼しあえる関係が築けます。

誤解を生みそうな事態が起こっても、その奥に潜む想いを語ることで、壊れてしまいそうな関係が逆に強いものとなり、新たな成長を生むチャンスに変えることができるんでしょう。

こんなところで働いてみたかった

一般的な企業ではこうはいきません。オープンと同時に生き生きとした好意的なお客様が多数訪れるような場面に出くわす機会も無いですし、自由裁量は認められていませんよね。

ネットワークセキュリティーの強化が重要視されるようになってからはさらに規則が増えて、その中には理にかなっているものもあれば、バカバカしく逆に害になるような大げさな規則もあったりする時代です。

従業員がイキイキと働け、自分の役割をしっかりと把握して働いている場所だからこそ、いつ行っても楽しめるんだと納得しました。

私もこんなところで働いてみたかった。