「伝わる言葉に文章力はいらない」という本を読みました。
ブログの表現力を上げたくて手に取った本です。
ベテランコピーライター宮澤節夫さんによる、誰も教えてくれなかった文章術とはどういったものでしょう?
9マスのマトリックスを埋めていくだけで、相手の記憶に残る文章が書けるようになるという事なので楽しみです。
9マスのマトリックスを使って準備
この本では読者が行動したくなるような文を書く方法を説明しています。
読者が行動したくなる文章を書くためには読み手の気持ちを考えて納得してもらえる文章を書く必要があります。
そのためには9マスのマトリックス(表)を使い、伝えたい事を整理しましょうというのがこの本の内容です。
マトリックスの横軸には「知ってもらう」「感心を持ってもらう」「行動したいと思ってもらう」という項目が並び、縦軸には、「事実」「メリット」「本音に対するフォロー」が並びます。
文章で直接的に人を動かすことは出来ませんので、文章でどのような刺激を読み手に与えると行動してくれそうかを考えることが重要です。
それを考えるツールとして、この9マスのマトリックスでを使用します。
文章の目的を考える
今から書こうとしている文章はどのような目的で書く文章ですか?書く目的を考えてみましょう。
お知らせ文なのか、興味を持ってもらいたい文章なのか、行動してもらいたい文章なのかを考え、その目的に合わせた伝えたい事(事実・メリット・本音フォロー)を考えてマトリックスを埋めると、文章を書く助けになるのです。
伝わる言葉に文章力はいらないを読んだ感想
伝わる言葉に文章力はいらないを読んだ感想として、私には9マスのマトリックスすべてを埋める利点がよくわかりませんでした。
本の中でもオススメされている「お知らせ・事実」「感心をひく・メリット」「行動してもらいたい・本音フォロー」の3マスを埋めると大丈夫そうです。
例えば、こんな感じでマトリックスを埋めます。
「お知らせ・事実」
明日、飲み会があります。
「感心をひく・メリット」
メンバーが増えますので参加いただけると、新メンバーと仲良くなれます。
「行動してもらいたい・本音フォロー」
(本音:長時間拘束されるのは嫌だな)
今回の飲み会は19時スタートで2時間限定ですので時間厳守でお願いします。
この3項目を使えば、そこそこ良い文章に仕上がりそうですよね。
これだけでブログが書けるかというと、別のハードルがあると思いますが読み手を気にしつつ、伝えたい事を整理するというところは非常に役立ちそうです。
興味を持たれた方は手に取ってみてください。