私たちはテレビやネットに広がる情報を見聞きすることで現状を把握しています。
実際に見聞き出来る事でも、立ち位置次第で物事の本質が見えなくなってしまうのに、立ち位置どころか他人が編集した事実を本当の事だと思うしかありません。
そのため、影響力の高いメディアには中立な立場に立っていて欲しいという願いと、ある程度の信頼を寄せていますが、そうも言っていられない時代になってきました。
お金でメディアを黙らせる?
いろいろな法律で縛られて、自由な報道が出来ない日本では自民党に不利な報道は大きく取り上げられません。
それでも隠された真実というものが漏れ出てきます。
いくら電波を使用できなくするぞと脅しても、法律を改変して追い込んでも隠せない事もあります。
そんな時はどうするのか?次の手はお金という事みたいです。
約4億円がドブに捨てられた
やっと静かになった北朝鮮のミサイル危機をあらためて国民にあおってどうするのか。しかも、内容は「屋内や地下へ避難」「物陰に隠れる」などトンチンカン。ミサイルがどの方向から飛んでくるのか分からないのに「物陰」をどう判断するのか。相変わらず「竹やりでB―29を撃墜」の発想だ。
こんなバカバカしいCM・広告に一体いくらの税金を投じたのか。内閣府に問い合わせると、担当者はこう答えた。
「CM制作費と放映費で1億4000万円、新聞広告で1億4000万円、ウェブ広告で8000万円です」
投じた税金4億円 安倍政権「ミサイル避難CM広告」の思惑
約4億円ものお金を浪費して、露呈している問題をうやむやにしたいようです。報道さえされなければ何とかなると全国民がバカにされているのかもしれません。
国民の怒りが高ぶらなければ独裁的な議席数を持つ自民党のやりたい放題です。まあ怒りが高ぶっても共謀罪で弾圧する気かもしれませんが。
バランスを取り戻して欲しい
私は自民党だけが悪いと言いたいわけではありません。強すぎる権力は国をゆがめてしまいますので、いろいろな意見が飛び交い議論できるバランスの良い議席数に戻ってほしいと願っているのです。
「決められない○○」という言葉を「身勝手ではない○○」に置き変えてみてください。いろいろな人の意見を聞いて真剣に議論するには時間がかかりますが、しかたがありません。本当に必要なことはみんなで一致団結出来るはずです。それ以外のことは時間をかけて議論すべきだと思います。
ポンポンと正義の物差しが変えられていく怖さ、ポンポンと税金がどこかに消えていく怖さについて、真剣に考える必要があると思いました。