映画ファインディング・ドリーが面白かったので室井滋さんのエッセーを図書館で借りて読んでみました。
本の題名は「ふぐママ」です。だいぶ前に出た本なので新品を買う事は出来ないかも。初版が2001年と書いてあったから古本ならありそうです。
図書館で楽しそうなエッセーを探していたところ、ふぐが描かれた顔出しパネルみたいなものを頭に付けて、そこから室井滋さんんが顔を出している表紙を見つけて、「これだ!」とばかりに食いついてしまいました。
ぶっ飛んだ話が読めそうな気がします。
室井滋さんとは?
室井滋(むろい しげる)さんは女優さんです。
この頃は「アクテージAN錠」のテレビCMで膝にはコンドロイチンだけではなくビタミンB群が効くという宣伝で「なるほど~」って言っているのを見かけます。
映画ファインディング・ドリーでは主役のドリーの声を担当されています。
私は「やっぱり猫が好き」というテレビ番組で初めて室井滋さんを見て、大いに笑った。
「やっぱり猫が好き」はドラマというかコントといか不思議な感覚のテレビ番組でした。懐かしくなって少し検索してみたら、1988年放送開始って30年ぐらい前の番組なんですね。VHSに録画していた気もしますがそんなに前だったかな?
数字で見せられると衝撃的な時間が経っていることにビックリしました。
ふぐママは事務所の女社長
室井滋さんの芸能事務所の女社長さんの愛称が「ふぐママ」なんです。怒ったりするとふぐのようにぷ~っと、ふくれ顔になるからふぐママなんだそうです。
エッセーの内容としてはふぐママと室井さんの面白い話が満載されています。
ふぐママの不思議なパワーが凄すぎて、現実として受け入れがたい気もしつつ読み進めていくと、最後には「だってふぐママだから」と、いろいろな事に納得させられてしまいます。
ふぐママは眼力が凄すぎてミスターマリックを惑わしたり、謎の占い師に「死ぬよ」と忠告されたのに外に出かけて死にそうになったりします。
予知夢をみて人を救ったり、やくざに捕まったりと不思議な事がドンドン起こりますが、ふぐママなら何とかしてくれると安心しながら読めました。
母性あふれる人柄にも癒されますので、人生に少し疲れている人や夏バテしそうな人、ちょっと寂しい気分の人などにオススメです。
「スゴイね、やっぱりふぐママだからね~」と言いながら読んでみると元気になれると思います。