夏ドラマの「ウチの夫は仕事ができない」で錦戸亮が理想の夫感ゼロなのが気になる

7月スタートの夏ドラマが始まり出しました。

何個か見た中で気になったのは「ウチの夫は仕事ができない」という関ジャニ錦戸亮さん主演のドラマです。

理想の夫と結婚した松岡茉優さん演じる妻の沙也加がある日、夫の忘れ物のスマホを届けに会社に来てしまいます。

そこで理想の夫とは違う一面を知ることになるのです。

1話目の簡単なあらすじ

社内報で大きく取り上げられている夫を見て舞い上がる松岡茉優さんの前で、同姓同名の「出来る方の小林司」から怒られる「できない方の小林司(錦戸亮)」。

社内報で取り上げられている実績は同姓同名の別人の実績だったのです。こんなところは家族に見られたくないですよね。ドラマと言えど辛い。

妻には花形部署の第1制作部に配属になったのは、仕事が出来るからだと思われているのに、正反対の姿を目撃されます。

「ウチの夫は仕事ができない?」

思いもしなかった出来事を目撃した妻の松岡茉優さんは、問い詰めたりしなかった。お弁当をカバンに入れるときに退職願いを見つけた時もそっとしておいてくれるのです。

「司さんの良さがわからない会社なんて辞めて良いです。お金は沢山いらない。ずっと私の大好きな司さんでいてください。」とまで言ってくれる妻。

仕事よりも、目の前の困っている人を助ける事を優先してしまう、ある意味自分勝手な性格の夫や家族の今後はどうなるのでしょうか?

ブレる夫の人物像

夫が1話目で仕事より優先した親切の理由がこのドラマを狂わせるかもしれません。

母の死に目に一目会いたいと願うデザイナーさんを仕事が終わったので解放してしまいます。その後クライアントの要望が変わりデザインを作り直すことになったのですが、事情を考慮してデザイナーさんを呼び戻すことをしなかったのです。

これって、仕方がないですよね。親切だから仕事が出来ないという図式とは少し違ってると思うんです。

この違和感を埋めるためでしょうが、事態の発覚を遅らせるためにデザイナーさんの事情を会社に伝えないという行動に出る夫が描かれます。

こうなってくると親切だから仕事に影響が出ているのでは無いですね。ただただ迷惑なやつになってしまいました。

とたんに夫を応援する気持ちが薄れてしまいました。

仕事が出来ない人って報連相がほとんどないのでリアルな描写なのかもしれませんが、「本当に出来ない人」なのか「親切な人」なのか、どう見たらいいのか定まらないので困ります。

ドラマのラストで夫が今の会社で頑張る決意を固めて上司に言ったセリフも「僕に仕事をさせてください」ですからね。

こんな事いったら「誰も妨害してないんですけど」って全員から突っ込まれそうです。上手くいっていない時ほど言動には気を付けたいですね。

夫は変われるのでしょうか?今後のドラマに期待したいと思います。