メダカの水槽にある程度の藻が生える事は問題ないと思っていましたが、冬の間に藻が凄い事になっていたので、少しずつ苔を撤去することにしました。
底には赤玉土や砂利や砂などを敷いていてその上に、山で採取してきたモスもどきの苔を入れていたのです。
この苔がグングン育って底一面を覆い、ミナミヌマエビたちは大喜びで大繁殖してくれましたが、この苔を沈めている水槽とそうでない水槽では藻の量がかなり違いますので苔が邪魔になりました。
それに加えて、私は水足ししかせずに汚れはミナミヌマエビやヒメタニシたちに任せていました。
ミナミヌマエビやヒメタニシのおかげで表面上はきれいに掃除されてそうに見えた水槽の底でしたが、実際はかなり汚れていたのです。
汚れは土と土の間などの小さなすき間に入り込み堆積していました。奥底には糞や餌の残りものがびっしりと堆積していたのです。
ミナミヌマエビやヒメタニシにすき間に入り込んだものまで食べてもらうのは難しいという事ですね。
この堆積物により水が富栄養化を起こし藻の大量発生につながったと思われますので、自分で掃除しようと思います。
底から苔を取り除いていき、ジャンボスポイトを使って底付近で水を勢いよく噴射させると、土や汚れが舞い上がります。その中でも汚れが溜まっている部分ではモクモクと暗い色の汚れが舞い上がります。
この汚れをジャンボスポイトで吸い取り、そしてまた底に水を噴射するという事を続けてみると、水槽全体の水が茶色く濁りました(笑)
濁った水にしてしまうと、メダカにとって悪影響が出るのではないかと心配しましたが、メダカたちは逆に大はしゃぎしています。舞い上がった濁りの中から何か食べてみたり、元気に泳ぎまわったりしています。
この濁りはかなり短時間で落ち着き、2時間後ぐらいに確認しに行くと以前よりも状態が良さそうな水になっているので不思議です。
まあ、舞い上がった汚れは底の表面に降り積もるので見た目はかなり悪いのですが、この降り積もった物にミナミヌマエビやヒメタニシが寄って行って食べているようなので、様子を見ようと思います。
土を舞い上げて汚れをかきだす行為が、水槽内にいろいろと良い影響を与えているのではないかと思いますので、掃除しない時でも気が向いたらジャンボスポイトで土を舞い上げていこうと思います。