少し前から植物を飼育しだしました。

ウツボカズラとハエトリソウを玄関先で育てています。モウセンゴケの種も蒔いてみましたが、こちらは何も変化がないので発芽待ちです。

ウツボカズラは前から何か捕まえて食べていそうだったのであまり心配していませんでしたが、ハエトリソウはなにか食べてくれているのでしょうか?

葉が閉じてしまっているものがチラホラと目につきますから、開いたら結果が分かるだろうと、ハエトリソウの葉が開くのを待っていました。

ハエトリソウの葉は閉じていても、葉を光にかざすと中のシルエットが見えますので大まかなサイズなどは分かりますが、それが虫なのか水苔のカスなどのゴミなのかは分かりませんでした。

ハエトリソウには出来れば虫を捕まえていて欲しい。そう思いながら何日かじっと待っていたら、ハエトリソウの葉が開きました。

中を見てみると、かなりくっきりと虫の身体が貼りついています。

アブやハチのような虫が溶けずに残っています。別の葉の中にはコバエが薄っすらと貼りついていたりします。

食虫植物は虫を溶かして食べるのだと思っていましたが、食虫植物が溶かすことができるものは意外と少ないようです。

虫の殻などの硬い部分はくっきりそのままの姿を残しています。

溶かしきれなかったものは吐き出してくれればいいのですが、葉にくっついたままです。ピンセットで取り除いてあげようとすると葉が閉じ始めたので、そのまま放置することにしました。

虫がついたままだと見た目が良くないと思ったりもしましたが、ハエトリソウがコレやっつけたんだぞと見せびらかしていると考えると、自慢げなハエトリソウが可愛く見えます。

もっと大きく育てて、いっぱい虫を取ってもらおうと思います。

投稿者 kazuo