暖地サクランボの木に他のさくらんぼの枝を接ぎ木してみました。
暖地サクランボは1本でも実を付けてくれますし、桜よりは一足早く花を咲かせますので春の訪れを知らせてくれるお気に入りの木ですが、実の味はイマイチなんです。
酸っぱかったり、あまり味がしなかったりと味に不満があります。
なので佐藤錦と高砂というサクランボの枝を暖地サクランボの木に接ぎ木して、美味しい実を付けてくれる木になってもらおうと思います。
この前接ぎ木を教えてもらったので、さっそくチャレンジです。
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接ぎ木の講習会で教えてもらった事を思い出しながら頑張ろうと思ったら、暖地サクランボの下の方の枝が切られていました。下の方で接ぎ木したかったのに困りました。
昨年の台風でやられてすこし弱っていた枝を妻が切ってしまったようです。
しかたがないので上の方の枝を切ってそこに接ぎ木するか、切られた枝があったあたりの幹に切り込みを入れて接ぎ木するか迷いました。
枝の先には花のつぼみがいっぱいついています。こういう状態の時に枝を切る決断が出来なんですよね。かと言って、幹に切り込みを入れて木全体が弱ってしまっても困ります。
2日ほど考えた結果、幹に切れ込みを入れて接ぎ木しメデールテープでぐるぐる巻きにしました。
2週間ほど経ち、つぼみだった暖地サクランボの花は無事に咲き始め、3週間程度たった今では接ぎ木した佐藤錦や高砂のつぼみも少し膨らんできました。
もしかしたら成功してくれたのかもしれません。順調に成長して再来年ぐらいに美味しい実を付けてくれたらいいなと思います。