接ぎ木の講習会で接ぎ木について教えてもらいました。 接ぎ木が出来るようになると、新たな楽しみが増えそうですから重要なポイントを知って成功率を上げたいと思います。
接ぎ木とは
接ぎ木とは根っこも付いてすくすくと育っている台木に、別の木などの枝を合体させて育てる方法です。 病気に強い台木に美味しい実を付ける木の枝を接木したりします。 実があまり実らない木には、隣に花粉の多い木を植えてあげたいところですが、場所も限られてなかなか植えられません。そんな時は花粉の多い品種の枝を接木して受粉しやすくするというような使い方も可能です。 木の分類が一緒ならミカンの木にゆずを接木するというような事も可能だそうです。
接ぎ木の重要ポイント
接ぎ木を成功させるための重要なポイントは1つ。 元となる台木の形成層と合体させる穂木の形成層が触れ合うように固定する事だそうです。 木の断面を見ると、樹皮の内側に緑色の形成層が見えると思います。 この形成層がしっかりとつながると、接ぎ木した枝にもしっかりと栄養が届くようになり、接ぎ木が成功するようです。 良く伸びてしっかりと固定できる高級な接ぎ木テープを使うと更に成功率が上がるようです。 ホームセンターなどで売られている物よりかなり割高ですが、しっかりと固定出来ますし切り口を保護するようにしっかりと覆ってあげれば切り口からの病気の予防にもつながります。 良い接ぎ木テープなら、何重にもグルグル巻きにした部分からは芽が伸びませんが芽の部分だけは1重巻きにしておけばテープを破って芽が伸びられるようになっています。芽の部分だけ注意すればあとはほったらかしで良いんです。 伸びないテープやラップなどでは成長や気温などに合わせて対応が必要ですが、素人の私には難しいので高級な接ぎ木テープを買いました(笑) 3月頭ぐらいに挑戦してみようと思います。