5月31日までに自動車税を払わないといけないので、ほったらかしていた自動車税の封筒を開けてみました。
あれ?こんなに高かったかな?
なんだか自動車税の金額が高い気がします。
「グリーン化税制で概ね15%重課された税額です。」ってなんだ?自動車税が15%アップされたようです。
自動車税のグリーン化税制とは?
自動車税のグリーン化税制とは、自動車の排気ガスによって引き起こされる地球環境の汚染や温暖化を抑えるための税制らしい。
環境への負荷が大きいと自動車税の税額が増やされたり(重課)、負荷が小さいと自動車税の税額が減らされる(軽課)仕組みです。
自動車税額が上がった理由
我が家の車は登録から13年経過したため、税額を増やされる重課対象車になってしまいました。
ガソリン車なので13年超ですが、ディーゼル車なら11年超で重課対象車になってしまいます。
13年前の車は今の車より地球を汚染するということみたいです。本当に今の車の方が劇的にクリーンなら、車の買い直しを検討しなくてはいけません。
13年でどれだけ排気ガス規制が強化されたのか気になりますね。
国土交通省の「新車に対する排出ガス規制について」というページを見てみましたが、最近の排ガス規制の値は試験モードが毎回変えられているので、昔の値と比較できなくなっています。
素人なのでよくわかりませんが、2000年の規制よりは緩くなってるのでは?と思ってしまうような数値も見られます。
新車を売りたいだけでは?
国土交通省のサイトを見る限りでは、13年経過すれば重課されるという事が環境問題の改善に役立ているとは感じられませんでした。
排気ガスの問題が劇的に改善されているとは思えませんので、我が家のような頻度でしか車に乗らない場合は、新車に買い替えるほうが環境破壊に貢献しそうなので、とりあえずはこの車に乗り続けようと思います。
今のところ、このグリーン化税制って新車に買い替えさせるための嫌がらせとしか思えません。
新しいものは良いものだという幻想に付け込んだ商法を役所が率先して後押ししているという風に勘ぐってしまいます。
仕方がないので決められた額を払いますが、せめて今回15%多く自動車税を払うお金だけでも環境汚染改善に使ってほしいものです。