猛暑なので外に出たくないのですが、予約していた本が到着したと連絡があったので図書館に出かけていきました。
夜でも暑くて寝苦しく、睡眠不足気味なので車や自転車の運転はさけました。往復1時間半程度の距離を歩いたので汗だくです。
後15分ぐらいで家に帰れるという所で、美味しそうなのぼりを発見。フラフラと石村萬盛堂に入店してしまいました。
私が引き寄せられたのはつるっとしたお餅が笹の葉に包まれている、見た目が涼やかな「笹餅」です。
石村萬盛堂の店内では冷蔵庫で冷やされて売られていました。
猛暑の中を歩いて来たので、店内のクーラーも心地良いですが冷蔵庫の冷気も一段と冷えていて気持ちいい感じです。
プラスチックのパックとトングが置いてあるので、ヨモギ2つと白1つをパックに入れて店員さんに渡しました。パックの上には「生菓子です高温多湿を避けて保管してください」と書かれたシールが張られました。
小さな笹餅1つが140円ですから合計420円。結構贅沢なおやつになりました。
会計を済ませて渡されたビニール袋には、笹餅が入ったプラスチックのパックのみ。外は35度は超えてそうな暑さです。後15分ほど歩いて帰るのに保冷材もつけてもらえないんです。
近所のケーキ屋さんでシュークリームを買って帰るときは保冷剤を付けてくれるので、てっきり付けてもらえるものだと思い込んでいました。
「すみませんが、保冷剤をつけてもらえませんか?」と聞いてみると、
「要冷蔵の商品じゃないので保冷材はいりません。」との事。
冷蔵庫で冷やされて売られているのに不思議な回答です。気になったので「なんで冷やして売ってるんですか?」と聞いてみると
「冷して食べた方が美味しからです。お持ち帰りになって冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。」
ますます謎です。誰の為に冷していたのでしょう?店内で食べる人がいるのかもしれませんね。
生菓子を買うのなら、保冷バッグや保冷剤を持ってくればよかったと後悔しつつ、まあ要冷蔵じゃないという事ですから大丈夫だろうと思い直し、「わかりました。」と帰ろうとすると引き止められました。
「やっぱり、保冷剤をお付けしましょう」
「無くても大丈夫な物をもらうのは心苦しいので、保冷材は結構です。」
「お付けしましょう」
「結構です」
この押し問答の末、根負けした私は保冷剤を付けてもらう事にしました。
「お時間はどれくらいですか?」
あのやり取りの末に保冷剤を付けてもらう事になったのに「15分です」とは言い辛いので、「30分ぐらいです」と倍の時間を言ってしまいました。チョット反省。
今回は保冷剤を付けてもらえたので安心して持って帰ることができ、家族で冷たい笹餅をすぐに食べることができましたが、今後は保冷バッグなどの準備が無い時は買ってはいけないなと思いました。