メダカを育てているといろいろな子が産まれてきます。
親の特徴を色濃く残したメダカは良いのですが、中にはこれは何メダカなのだろう?と分からなくなる子もいっぱい出てきます。
そもそも、メダカの品種を識別することは出来るのでしょうか?メダカ品種図鑑という本を見てみる事にしました。
メダカ品種は曖昧なもの?
楊貴妃メダカはオレンジがキレイなので人気ですが、あまり色が良くない楊貴妃とヒメダカの違いは分かりませんし、楊30として売られているメダカもオレンジが色濃く感じれらますが、確実に楊貴妃と見分けられるかというとそうでは無いと思います。
長い間、色々なメダカを育ててこられたような大きなメダカ屋さんの方などはその人なりな判断基準があるでしょう。パッと見ただけで分るという方も多いでしょうが、この図鑑を見る限りそういった判断ポイントがほぼ書かれていませんので、図鑑を見てもメダカの品種を判断できるようにはなれそうもありませんでした。
徐々に色濃くなるものや、途中で色が抜けてきてしまうメダカだっているようです。そうなると見るタイミングによっても大幅に違ってきますから見た目では判断できません。
育てている方はこだわりを持って育てておられますから、細分化された名前があるのは当然でしょうが、他との相違点が明確に定義されていないものも多いので困ってしまいます。
メダカの場合は、血筋に名前が付けられている感じで、この部分が何色だからとか、この部分にラメが入るからなどと明確に柄で判断できない物が多いんです。一応、大雑把に定義されている物もありますが、全然違う柄に見えるのに同じ品種という扱いのメダカもいるので混乱してしまいます。
まあ、血筋がしっかりしないものは全部雑種という扱いになるのでしょう。
明確な品種特定は諦めました
ついついメダカの品種を特定したくなりますが、今のところは特長がはっきりしているもの以外は、品種を特定しようとせず「ラメ入りの黒い子」などと呼ぶようにしたいと思います。
もしかしたら私にも品種を識別する力がつくかもしれませんが今は無理です。メダカの品種について定義が明確で他との相違点がまとめられている図鑑が出てくれればうれしいのですが。