山の木々が赤く色づく様子を見て、赤い紅葉を育ててみたくなりました。
この季節なら紅葉の種も落ちているでしょうから、近所の園芸公園内の紅葉の木の下に行って種を探してみる事にしました。
紅葉の種は意外と見つからない
紅葉の枝からトンボの羽のようなものがヒラヒラと舞い落ちて、その先端に着いている種が風に乗って周囲に広がっていくという仕組みで種をまく紅葉。
当然ながら紅葉の木の周辺にはトンボの羽のような種がいっぱい落ちているはずです。紅葉がいっぱい植わっている所に散歩がてら出かけてみました。
朝露に濡れたためか、木々が多くて日当たりが悪い為か、少し柔らかくなった土の上にたくさんの落ち葉が積もっていました。種もいっぱい落ちているでしょう。
落ちているはずなんです。ですが土の上に落ち葉が降り積もっているような場所ではなかなか種を見つける事が出来ませんでした。
全然見つけられない。
目を凝らして落ち葉を除けながら探すと、何個かはみつける事が出来ました。しかし土の上ではなかなか探しにくい。
石や岩などの土以外の場所なら探しやすい
もっと探しやすい場所は無いかと歩き回ってみた結果、土の上よりは石や岩の上に落ちたものや、アスファルトの上に落ちた種の方が目立つので探しやすいという事が分かりました。
苔の上に落ちた種も色的に見つけやすく感じました。
始めはなかなか見つけられなかった紅葉の種ですが、見つけ出すとドンドン見つかるようになり、数粒だけ拾えればいいだろうと思っていたのに、かなりの数を拾う事が出来ました。
春が待ち遠しい
拾っても拾ってもキリがないので、色づき方が違う木々の下を回り、数粒ずつ拾って帰ってきました。
こういった種は冬の寒さを体験したのち、春の温かさで発芽するようです。
あまり過保護に扱っても逆効果でしょうから、庭の片隅に種をパラパラと蒔いて3月ぐらいを待ちたいと思います。
今回の種の中からどのような紅葉が芽吹いてくれるのか楽しみです。
良い運動になりますし、見つけられると楽しいですから散策に出かけてみるのも良いですよ。