暑い日々がいきなり終わり、急に寒くなってきました。
風邪をひく人も増えていると思いますが、メダカも体調を崩すようです。
普通のメダカより短いダルマメダカにとっては厳しい温度変化だったようです。
転覆してしまったダルマメダカ
小さくて、プリプリと泳ぐ姿が可愛らしいダルマメダカは背骨が癒着して短くなっているため、成長すればするほどでっぷりとした体形になっていきます。
そこが可愛いんですけど、生きていくには何かと問題があるようです。
ダルマメダカと言っても背骨の長さはまちまちで、普通のメダカより少し短いくらいのメダカは半ダルマと呼ばれたりします。
短くなればなるほど、可愛いですが問題が出やすくなる気がします。
うちにいるダルマメダカのうち一番短いサイズのメダカが、お腹が浮いてしまう転覆病にかかってしまいました。
このままでは力尽きてしまうので、隔離してみる事にしました。
メチレンブルーで回復できるのか?
ダルマメダカが転覆しているのを発見したら、出来るだけ早い段階で隔離して療養させる方が良いようです。
私も、転覆してしまったダルマちゃんを隔離して薄いメチレンブルー水に入れてみました。
ペットボトルにカルキ抜きした水を入れて、そこに1滴だけメチレンブルーを垂らして、メチレンブルーを薄めておきます。
そしてダイソーで4個100円程度で売られているような小さなタッパーにカルキ抜きした水を入れて、薄めたメチレンブルーを少しずつ加えて、薄い水色の水を作ります。
そこへ転覆病になったダルマメダカを入れて2~3日隔離します。
小さなタッパーの壁にもたれかかるようにして、何とか横になった状態を保っていたダルマちゃんも、2日目になると少し壁から離れて泳ぐようになりました。この間餌はあげていません。
でも、まだ体のバランスがおかしいので千鳥足状態です。泳ぎだしてもすぐに壁に倒れ込むような状態でした。
まだまだ大変そうですが少し回復してきたようにも見えますので、ゾウリムシを少しだけあげました。
3日目にはダルマちゃんはスイスイ泳ぐようになり、半日ほど様子を見たのち、ダルマたちが泳ぐダル間水槽に戻ってもらいました。
以前は転覆したら諦めていましたが、薄いメチレンブルー水で回復させることができましたので、これからは諦めずに療養してもらうことにします。
これからドンドン寒くなっていきますが、出来るだけ元気に育って欲しいものです。