我が囲炉裏テーブルはほとんど使われていませんでした。今年は2回使いましたが、その前は10年近く囲炉裏を使うことはありませんでした。

自然災害なども多くなってきたので、ガスが止まったりした場合に活躍しそうだという考えから、囲炉裏の活用を模索しようと使い始めましたが、なかなか難しい問題があるのです。その問題の一つが臭いの問題です。

煙や臭いの問題が気になる

久しぶりに囲炉裏を使うにあたり、屋外バーベキューで使用している安いに火をつけて使ってみました。

安い炭って煙が凄いんですよね。コレは火事だと思われるかもしれないレベルで煙が出ます。

キャンプ場でも煙はいっぱい出てましたが、屋外ですからそんなに気にならないんですよね。でも、家の中で使うと家じゅうが白い煙に包まれて、臭いもかなり残りました。

家の中の害虫も逃げ出しそうなくらいの煙と臭いです。煙は窓を開けて換気扇を回しておけば排出できますが、臭いは数日間残りました。

流石に家の外まではそんなに臭いがするという事はありませんでしたが、そうは言っても何回もチャレンジするのは気がひけます。

という事で炭を煙や臭いが少ないと言われる備長炭に変えてみることにしました。

古いからか?備長炭はかなりの強敵だった

臭いや煙を抑えるためにオガ炭の購入を考えていたところ、義母が20年くらい前に買った備長炭が大量に出てきました。

囲炉裏テーブルを買っちゃうぐらいですからやりたかったんでしょうね。炭もいっぱい買っておいたようです。

ですが、囲炉裏はほとんど使われず、仕方がないので炭はガラスの容器に入れられて家の湿気や臭いを吸いこみ放題な状態で放置されていました。

ただでさえ火が付きにくい備長炭が、こんな状態だなんて火おこしは無理かもしれないので、備長炭を天日干ししてから使ってみることにしました。

数日に分けて炭を乾かしたのでもう大丈夫でしょう、さあ着火です。

紙を固めたみたいな圧縮木材の着火剤は9個に分割出来るようになっていますが、そのうちの3個を使用して備長炭に火を付けてみようとしましたが、全然火が付きませんでした。

火おこし器の中では、安い炭なら楽勝で火おこし出来るぐらいの炎が噴き出していますが、備長炭は全然ダメそうです。

このままではダメだと、途中から出来るだけ小さな備長炭の欠片を炎の中に投げこんでみたところ、小さな欠片だけは何とか火が起こってくれました。

この小さい炭をきっかけにして、あとは時間の問題で火をつけることができましたが、備長炭はやっぱり難しいなと思いました。

ガスコンロで火おこしするグッズも持っているのですが、ガスが使えない事を想定した練習なので、もっと簡単に着火できるように練習したいと思います。

まあ、小さい炭からコツコツと作戦が効いたので、覚えておいて次回もこの作戦で行きたいと思います。

備長炭の煙や臭いはどうなった?

煙や臭いを気にして、煙や臭いが抑えられると言われている備長炭を使ってみた結果、かなり抑えられていると感じました。

煙もほとんど気になりませんし、臭いも炭火焼きの臭いが物足りなくて、少し寂しく感じるぐらいでした。

着火の手間を考えると、最初だけはもう少し火おこししやすい炭を混ぜた方が良いかもしれませんが、次回はオガ炭で実験してみて配合を決めていこうと思います。

とりあえず、我が家では家の中で炭火焼きするなら備長炭がオススメという事になりました。

投稿者 kazuo