我が家には前庭と裏庭をつなぐ家横の通路があります。そこは隣の家の陰になるので実のなるような植物はあまり育ちませんが、草みたいなものはかなり育ちます。
この通路でさえ義母は半分つぶして花壇にしてしまいます。下に敷いている砂利も取らず、その上に土を積み重ねて境目にレンガを置いていくのです。きれいな花が咲くならまだしも、自分が見た感じ雑草しか生えていないように感じますが、頑としてこの花壇の取り壊しを拒否していました。
しかし先日の大雨で、いたるところで排水の邪魔をしている花壇たちの存在を目の当たりにして、一部を取り壊す決心がついたようです。
粘土質の土に埋もれた砂利は強敵
「晴れたらやりますから」と言っておいたのに、義母は小雨がまだ降っている最中に花壇を取り壊し、花壇の土を通路の砂利の上にまいて、更に証拠隠滅のために踏み固めてしまっていたのです。
当然その通路はドロドロです。排水のための傾斜は何も考えられておらず、雨が上がってもジメジメしていますから、粘土質の土の中にドンドン砂利が埋まっていきます。
それを隠すためにまた砂利を上にまき、それがまた埋まりかかっていました。
これ以上やられると掘り返すのが困難になりますので、慌ててホームセンターに駆け込み、9kg100円の砂を3袋と忍者熊手を買ってきました。
忍者熊手は金属製の熊手で、潮干狩りとかにも使えそうな感じの熊手です。コレで土を崩しながら埋もれた砂利を掻きだしていきます。
スコップで作業出来たらいいのですが、排水させるために傾斜を付けたり、地面をなだらかにならそうにも大きな砂利がいっぱい埋もれた粘土質の土にはスコップが入る余地がありません。
忍者熊手で根気よく掘り進めていきました。掘っても掘っても大きな砂利がゴロゴロと粘土質の土の中から出てきます。忍者熊手が無かったら作業できなかったでしょうね。
通気性や通水性アップを狙って砂を混ぜ込む
粘土質の土はそのままでは通気性や通水性も悪いでしょうから、ある程度掘り起こして耕されたところに砂を混ぜてみました。
これはかなり効果がありました。ジメジメドロドロの粘土質の土に砂を混ぜ込むことで地表だけでしょうがかなり乾きやすくなりました。コレなら砂利を敷かなくても上を歩けます。以前は泥が靴に着くので砂利の上じゃないと歩きたくなかった場所です。
砂を混ぜたことで土が乾きましたので、砂利の上じゃなくても平気で歩けます。しかし、どうせ砂利を敷きたがるに決まってますから掘り起こして洗った砂利を蒔いておきました。
せっかく掘り起こした砂利ですから再利用しないともったいないですからね。