地震や台風の影響もあり、古くなった家にガタが来ています。

階段下の収納庫のが最後まで閉まらない状態になりました。

扉の枠を削る

そもそもすき間もほぼ無いギリギリな施工をされているので、少しでも問題があると扉が枠にあたってしまい、閉まらないんです。

扉を外して扉の下側を削ればいいのですが、そこまで大掛かりな事はしたく無いので、ホビーカンナを買ってきて扉に干渉する部分の板を削る事にしました。

ホビーカンナは鉄のフレームにカンナの刃が固定されているだけのシンプルな構造です。カンナの両端は刃が無いので削れないのですが、ホビーカンナだと左右の削れない部分は鉄の厚み分ぐらいなので細かい所を削るのに役立ちます。

フラットな枠なのでこの方法が可能でしたが、扉の厚みに合わせて段差が付けられているような枠の場合は、ホビーカンナでも削る事は出来ないでしょう。ノミや彫刻刀などを使う事になるかもしれませんね。

カンナの刃を出すのも簡単

ネジを緩めて刃を出し、丁度いい所でネジを締めるだけですから刃の出し方も普通のカンナよりは簡単です。

少し抑え気味にホビーカンナを木に当てて、しっかりと引けば意外と使えます。

今回は扉が干渉している部分の木を削るだけですからすんなりと作業が終わりました。鰹節みたいな削りカスがなんだかモッタイナイ気がします。何かに使えないかな(笑)

削った部分の木材は当然塗装も削り取られますから、削った跡が気になる場合は塗装する必要があります。

ダイソーなどでも水性ニスなどが売られているので、少し塗ってみるのも良いですよね。

カンナですから、木材の角を丸めたりするのにも使えます。チョットしたところなら紙やすりでも良いですが、削る量が多い時はカンナで削って紙やすりで磨くという選択肢も有りだと思いました。

投稿者 kazuo