ラムズホーンは駆除しないといけないぐらい増えると思っていましたが、なかなか増える気配がないので1カ月ぐらい前にラムズホーンの卵を隔離してみました。
隔離したラムズホーンの卵は順調に育ち、ラムズホーンが1カ月でかなり増えました。比較の為に卵を残したメダカ水槽内では増えている気配はありません。やっぱり隔離して育ててあげた方が増えやすいようです。
何が影響するのか分かりませんが、増えた隔離環境を書いておこうと思います。
ラムズホーンが増えた環境
ラムズホーンの卵を隔離したのは、ダイソーで売られているガラスの容器です。駄菓子屋でお菓子を入れていそうな感じの少し大き目な瓶です。
そこに赤玉土を入れて、水草はアナカリスとサルビニアククラータを入れています。
水草が有ると卵をそこに産み付けますが、マツモのような細い水草よりアナカリスのように茎も葉も少し厚みがあるものの方が産卵には好まれるようです。
ラムズホーンが卵を産み付けたアナカリスを隔離容器に入れましたので1カ月で増えましたが、ラムズホーンの親2匹を隔離して卵を産ませるところから始める場合は2カ月ぐらいはかかると思います。
浮草のサルビニアククラータには水面に上がってきたラムズがしがみついている事が多く、水面を無防備に移動する習性を持つラムズの隠れ場所として役立っているのではないかと思われます。
まあ、浮草なら何でもいいのですがサルビニアククラータは根が短いので部屋に置いておくガラス水槽に浮かべる浮草としてはオシャレな気がします。
維持管理方法
ガラス容器はエアレーションなし照明なしですが、窓からの光によって照らされる明るい場所に置いています。
水替えはしていません。蒸発した分だけ補充しています。カルキを抜いた水を入れるだけですから楽です。
水替えをしませんのでミズミミズなどの生物も育ってきます。ガラスの表面でうにょうにょされると嫌なので、メダカの稚魚を1匹だけ入れました。増えすぎた微生物などもメダカの稚魚が食べてくれるのでオススメです。
もしもメダカがラムズホーンの稚貝を攻撃するような存在だったとしても、1匹だけですし稚魚ですから影響力はほぼ無いと思います。現にラムズの稚貝はすくすくと育っています。
餌はメダカの稚魚用餌を極少量と、ダイソーのザリガニの餌を1粒あげるというのが毎日の定番になりました。ザリガニの餌はかなり優秀ですから貝やエビがいる環境では重宝しますよ。
既に20匹は屋外水槽に派遣してみましたが、2ミリ程度の大きさになったらどこででもやっていけるたくましさがあるようです。
直射日光で藻だらけになった屋外水槽でバクバクと藻を食べて元気に育っています。